内臓の機能低下 → 筋性防御・反射痛 → 姿勢・運動パターンの乱れ
🔁 五臓六腑のアンバランスが引き起こす「姿勢と痛みの悪循環」
① 臓器の負担(数値異常なしでも)
- 食事・ストレス・季節の影響で特定臓器がオーバーワーク
- → 自律神経が緊張、関連筋に**反射性の緊張(筋性防御)**が起こる
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② 筋性防御・反射痛が運動パターンを乱す
- 例)肝・胆が弱い → 右肩〜背部が過緊張
胃が弱い → みぞおち〜背部の緊張
腎・膀胱が弱い → 腰部〜ハムが硬直
→ 体は痛みや緊張を避けて**偏った使い方(代償動作)**を始める
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③ 姿勢悪化・側弯・関節の過使用へ
- 代償動作が習慣化
- → 子どもでは側弯や猫背(特に片側の臓器疲労が影響)
- → 大人では一部の筋・腱・関節がオーバーユースに
④ 結果として現れる症状の例
原因臓器
起こりやすい構造的変化や症状
肝・胆
右肩の下垂、右側への側弯、肘〜手首の炎症、腱鞘炎
脾・胃
猫背、前かがみ姿勢、腹圧低下による腰痛
肺
胸郭が固くなることで呼吸浅く、頚肩こり・腕のシビレ
腎・膀胱
腰椎の過前弯・反り腰、ギックリ腰、足首の不安定
心・小腸
左肩下がり、巻き肩、胸部の筋緊張
🔧 臨床ポイント
- 原因を見誤ると対処療法に終わる
→ たとえば、腱鞘炎の原因が「右肝臓の負担由来の反射痛」なら、手首に湿布やマッサージだけでは治らない。
- 姿勢改善や痛みの緩和のためには、臓器調整・経絡アプローチが必要
→ メタトロン、ヒーリー、整体、経絡指圧、食事療法などでの統合的アプローチが有効。